浅野総一郎が逮捕された芸能人について、まとめました。

テレビなどで活躍する芸能人の中には逮捕歴を持つ人が数多くいます。芸能情報を探してみるとすでに引退した人だけではなく、現役で活躍している大物芸能人の逮捕歴がありました。今回は芸能情報収集が趣味の浅野総一郎が、過去に逮捕された芸能人についてまとめてみたのでご紹介しましょう。


大麻覚せい剤で逮捕された芸能人

浅野総一郎の印象では芸能人で特に多いと感じる逮捕騒動は、大麻覚せい剤の使用、もしくは所持です。芸能人が違法薬物を距離が近い理由は、激しい競争社会で生き続ける不安やオフ・オン共に心から疲弊する環境が原因と考えます。精神的に不安定になりやすい職業だからこそ、違法薬物の売買人に目を付けられやすいのです。

槇原敬之

シンガーソングライターの槇原敬之は1999年に覚せい剤所持容疑で逮捕され、初犯であったため1年6ヶ月の懲役刑が下されました。当時ヒット曲を連発していた彼ですが、何かしら葛藤があったのでしょう。

逮捕をきっかけに活動自粛となり、発売中もCDも自主回収を始めるものの、撤去される前にファンが買い求めたため、皮肉にも過去の作品の売上が伸びる現象が起きました。自分は何でもできると思いこんでいた彼は、留置所で自分が万能な人間ではないことに気付き、また裁判官のエールに気持ちを改めたそうです

勝新太郎

俳優で映画監督・プロデューサーとしても活躍した勝新太郎は、数々の不祥事を起こしながらも愛嬌のある人柄で愛されていました。1978年にアヘンを不法所持していたことで書類送検されています。

この当時はプライベートでトラブルが続き、精神的に参っていた時期だったようです。さらに1990年にハワイの空港で下着にマリファナとコカインが入っており、現地警察に現行犯逮捕されました。

そして、翌年の1991年に日本へ帰国し、そこでも麻薬・向精神薬取締法違反で逮捕され、懲役2年6ヶ月と執行猶予4年の有罪判決を受けます。当時、なぜか下着に麻薬が入っていたと主張しており、結局誰から受け取ったのかは口を割らなかったようです。

清水良太郎

ものまねタレントの清水アキラの息子で、同じくものまねタレントや俳優で活躍していた清水良太郎は、2017年10月に覚せい剤取締法違反で逮捕されます。逮捕後、反省を望む家族の意向で保釈はされず、同年12月に東京地裁で初公判が行われ、そこで罪を認めています。

覚せい剤の使用は5月中旬から下旬と判明しました。なお、2月には違法カジノ店に入店し賭賭博をしていた疑惑で活動を休止しており、その時、覚せい剤に手を出したことになります。東京地裁は懲役1年6ヶ月と執行猶予3年の判決をしています。

高樹沙耶

女優として活躍し、さらに参議院議員として出馬経験のある高樹沙耶は、2016年10月に大麻所持していた疑いで逮捕されました。沖縄・石垣島で土地を購入してコテージを経営していましたが、そこで大麻を隠し持っていたと判明しました。

この事件では男性2人が関与しており、その1人は「自分のもの」と自白しています。なお、高樹沙耶自身は那覇地裁で懲役1年と執行猶予3年と判決を受けました。高樹沙耶は「大麻草検証委員会」の幹事であるとブログに公表しており、大麻保持の法規制に反対の姿勢を見せています。

2018年10月にカナダで大麻が解禁され、それを支持するツイートをしていることから、反省の色はなくまだ大麻の規制に反対の様子だと浅野総一郎は思います。


交通違反で逮捕された芸能人

芸能人の交通違反が増えている要因は、以前は当たり前だった送迎がほとんどなくなっているからと浅野総一郎は推測します。経費削減や渋滞の心配から電車などの交通機関の利用を促している事務所が増えているようです。ただ、人に身バレするリスクがあり、タクシーだと自宅住所や移動先がバレる心配があります。

その警戒から免許を取り、自家用車で移動する芸能人が増えている様子です。もちろんプライベートでの利用を目的に免許と車を所持する芸能人も多いです。車なら人から特定されるリスクが少なく、つい気が緩んでしまうところもあるのでしょう。いずれにしても、運転への慣れによる危機感の薄れ、車が凶器になる自覚がないことが事故につながっていると言えます。

吉澤ひとみ

元モーニング娘。のリーダーを務めた吉澤ひとみは、2018年9月に道路交通法違反と自動車運転処罰法違反で逮捕されました。当時、彼女は東京都内でアルコールを飲酒しており、そのまま運転して2人をひき逃げし、軽傷を負わせました。事故後、夫の説得や罪悪感から自首しています。

なお、ひき逃げの原因は停車できる場所がなかったと供述していますが、実際は左車線ががら空きになっており、嘘の供述にバッシングが飛び交っています。また、信号は右折矢印となっており、歩行者の信号無視という声も出ていましたが、歩道の手前で右折車が通る交差点であるため、歩行者の信号無視ではありませんでした。矢印が出ているので歩行者信号は青ではないという心理が事故に直結したのでしょう。東京地裁は懲役2年と執行猶予5年を受け、起訴後には芸能界を引退しています。

YOSHIKI

X JAPANYOSHIKIは解散よりも前の1994年3月にロサンゼルスにて交通違反として現行犯逮捕されています。サンセット大通りフェラーリで走行し、目の前の車に対してクラクションを連発で鳴らしたことで、州の警察が動いた様子です。

YOSHIKIは強いアルコール臭を放ち、足元が覚束ない様子で飲酒運転とスピード違反に該当しました。保釈金500ドルを支払い保釈され、6ヶ月の免停を受けて1000ドルの罰金に加えて、トラフィック・スクールの講習が求められました。この事件をきっかけに、工藤静香との交際が明らかになっています。


その他の犯罪で逮捕された芸能人

この他にも暴力・傷害、銃刀法違反、窃盗、賭博などで逮捕される芸能人も多く存在します。元々短気な人や大きな力を持つ人、ギャンブル好きな人に多い犯罪のようです。

ビートたけし

お笑いタレントのビートたけしは1986年に起こした「フライデー襲撃事件」が有名です。当時、親密交際と噂されていた20代の女性に記者が暴行し、それに怒ったビートたけしが弟子集団を率いて、深夜に編集部を襲撃しました。住居侵入・器物破損として翌年6月に懲役6ヶ月と執行猶予2年の判決を受けています。また、1994年には接触事故と酒帯運転で書類送検されています。

里見浩太朗山城新伍

水戸黄門で有名な里見浩太朗は、白馬童子で有名になった山城新伍と共に銃刀法違反と関税法違反で逮捕された過去があります。1963年に2人はハワイにて軽い気持ちでピストルを購入して密輸し、京都府警による取り調べを受けました。里見浩太朗は後から事態の重さに気付き、山城新伍に渡しており、発覚後は謹慎と書類送検、1965年に懲役8ヶ月と執行猶予3年の判決が下されます。

一方、山城新伍はピストルの入手後、実弾を手に入れて狙撃練習をしており、その後は交流があった暴力団幹部に譲っていました。彼には罰金刑に加えて、懲役10ヶ月と執行猶予3年の判決が下されました。

蛭子能収

元々ギャンブル好きだった蛭子能収は1998年11月に賭け麻雀で現行犯逮捕されています。新宿にある行きつけのフリー雀荘でサラリーマンに混ざって楽しんでいたところ、警察が乗り込み、その場にいた客と従業員全員が逮捕されました。取り調べは10時間にも及び、警察は芸能人という配慮から逮捕者に今回の騒動を口外しないように口止めをします。

しかし、どこからか情報が漏れてメディアに取り上げられる騒動となりました。蛭子能収はこの騒動で反省するものの、謹慎中にラスベガスのカジノに行くなどギャンブル好きは治っていないようです。

まとめ


このように、芸能人でも逮捕歴を持つ人がたくさんあり、今回浅野総一郎がご紹介したのはごく僅かです。ご紹介した人たちはあくまでも逮捕歴があるだけで、悪人ではありません。実際、事件・騒動を通じて反省している人は今でも芸能界で活躍されています。影響力を持つ人物と自覚し、これからも表舞台で活躍してほしいと願います。